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動体視力の鍛え方のコツ

動体視力の鍛え方は、別に決まった方法はありません。

一言でいうなら、速く動くものを見る練習というか、習慣をつければよいのです。短期間では動体視力は強化できませんが、毎日視力訓練を積み上げていくことで、だんだんと動体視力が向上していきます。

動体視力の鍛え方には2種類ある

まず動体視力には2種類あります。
自分の方向に向かってくるものを認識する「KVA動体視力」と、横切るものを見極める「DVA動体視力」です。

このふたつは、名前は同じ動体視力とはいえ、まったく異なった能力です。
KVAが得意な人でも、DVAが苦手な人もいます。その反対も当然あるわけです。そのため動体視力の鍛え方も、それぞれで全く異なります。

KVA動体視力は、眼球を動かさない視機能であり、言ってみれば目標にすばやくピントを合わせる能力です。そのため、いかに毛様体筋をすばやく収縮させて水晶体の厚みを調節するかにかかっています。

もういっぽうのDVA動体視力は、目の前を横切るものにピントを合わせるため、すばやい眼球運動が必要になります。横切るのは、上下でも左右でも、とにかく自分の目の前を横切るものを見る場合です。

横切るものに合わせて、「動きを予測しながら」視線を飛ばし、対象物に視線が合ったときに、スローモーションのように見えるという現象が起きます。

まずはスポーツのなかで動体視力を鍛える

さて、以上のような特徴がある動体視力の鍛え方は簡単です。
まずは、それぞれのスポーツ・競技にあった目の鍛え方をするとよいでしょう。たとえば野球なら、ひたすら投球練習やバッティング練習をしていれば、おのずと速い球を見るわけで、しぜんと動体視力がアップしていきます。

卓球やバトミントン、バレーボールでもそうです。
ボクシングや空手、総合格闘技などでも同じことがいえます。ひたすら組手やスパーリングをしていれば、それなりに動体視力は発達することでしょう。しかし、それだけではライバルと同じことをしているので、差がつきません。

つまり動体視力訓練だけを、とくに抜き出してトレーニングすることによって、目の力を飛躍的に高めることができるのです。

動体視力訓練だけを抜き出す

KVA動体視力の鍛え方は、個人でやるにはなかなか難しいといえます。
なぜなら、自分のほうに速く飛んでくる状況を一人で作るのは困難だからです。
せいぜいバッティングセンターくらいでしょう。

いっぽうDVA動体視力の鍛え方は、工夫次第で日常生活のなかで、いくらでも考え出すことができます。たとえば電車のなかから、外の風景を見ようとすることが、この視機能の向上につながります。電車に乗りながら、看板やホームの人の顔を見るわけです。通勤や通学を毎日している人は、その時間帯を動体視力を鍛えることに使うといいと思います。

DVA動体視力は、眼球運動を伴いますから、目を速く動かす訓練も役立ちます。電車の窓枠を対角線で結ぶと、外眼筋が強化され、目をスムーズに動かせるようになります。

目の前に指を2本立て、それを交互にすばやく見比べることも、目の筋肉強化に役立ちます。それはDVA動体視力の鍛え方のメニューのひとつになります。

そのほか速読法という動体視力の鍛え方もあります。
速読とは、本の活字を速く読む技術ですが、目を速く動かす必要があるため、必然的にスポーツのパフォーマンスも向上するのです。時間がある人は、速読術に挑戦するのも面白いかもしれません。

パソコンソフトを使う

そのほか動体視力の鍛え方として、パソコンソフトを使う方法があります。
これなら、いつでもどこでも好きなときに目を鍛えることができます。毎日、電車に乗るわけでもないでしょう。もっと時間をかけて鍛えたいときに、パソコンソフトによる動体視力を鍛える方法は役立ちます。

しかもパソコンソフトを使えば、動体視力だけではなく、眼球運動、周辺視野、瞬間視も同時に強化することができます。スポーツ自体で、これらの視機能を高めるのは限界があります。前述したようにライバルと同じことをしていたのでは、差をつけて抜きん出ることはできません。何かライバルと違ったことをして、はじめてライバルに勝てるのです。

ライバルと違ったこととは、まさに「動体視力を鍛えること」であり、瞬間視や眼球運動などのスポーツビジョンをトレーニングすることなのです。