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動体視力の強化について

動体視力の強化を考えるとき、基本となるのは、静止視力と眼球運動です。

動体視力には、KVAとDVAの2種類があることはご存知でしょうか?
KVA動体視力とは、自分のほうに向かってくるものを見る視機能。DVA動体視力とは、自分の目の前を横切る(通過する)ものを見る視機能です。

KVAとは眼球運動を伴わない動体視力ですから、静止視力のよさがものをいいます。剛速球を見るときの視力は、通常の視力の半分になるといわれています。つまり視力が悪い人は、速い球を見ると、さらに視力が低下するわけです。

この場合、動体視力を鍛える方法として、KVA動体視力を強化する方法がまずひとつ。もう一つは、視力矯正を行なうことによってKVA動体視力を引き上げる方法があります。目が悪い人は、ソフトコンタクトレンズやメガネを装用すると、スポーツの成績が上がることがあるのです。

ただDVA動体視力に関しては、静止視力を高めても、上達しません。
こちらは眼球運動を伴った視機能ですから、目を速く動かす動体視力の強化が必要になります。

DVA動体視力の強化は、数あるスポーツビジョンのなかでは、もっとも鍛えやすい視機能といえます。深視力は鍛えにくいところがありますし、コントラスト感度に至っては、トレーニングできないといわれています。(最近では、ゲームでこの視機能が向上すると言われていますが・・・)

動体視力の強化は、KVAのほうは訓練の仕方が限られています。
ボールに数字を書き、それを相手に自分のほうに投げてもらい、読み取るといった訓練が役立ちます。それ以外では、ひたすらキャッチボールをして目を慣らすしかないでしょう。ボクシングで言えば、ひたすら相手にストレートパンチを打ってもらって、それに目を慣らすわけです。

いっぽうDVA動体視力の強化は、とてもやりやすいといえます。
自分の目の前を横切る動きさえ再現できればよいのですから、パソコンの画面上でも視力訓練できます。電車に乗ったときに、横切る看板の文字を読み取ることも有効です。

スポーツに必要な視機能には、そのほかに瞬間視や深視力、コントラスト感度がありますが、これらはKVAと同じく、静止視力をアップすれば、強化することが可能です。トレーニング不可能と言われているコントラスト感度でさえ、視力を回復させれば向上するわけです。ただ視力回復トレーニングとなると時間もかかりますから、今はやりのイントラレーシック手術という手段もあります。

パソコンで強化できる視機能は、パソコンソフトを使って視力訓練するといいと思います。ウルトラアイという目の運動ソフトでは、動体視力の強化はもちろん、眼球運動、周辺視野、瞬間視をトレーニングできます。瞬間視は、目を動かさないので静止視力が関わっているように見えますが、視力は関係ありません。

瞬間的に見る能力は、むしろ脳の領域です。
こちらも、パソコンに一瞬だけ表示される数字を読み取る訓練によって、強化できます。この能力は、車の運転や速読(本を速く読む技術)にも役立ちます。